エノキ植菌カワラ材(200袋限定生産)






10ほど年前にDDAが初めて販売したカワラ材は、エノキ原木に駒菌を打った1年後に販売を開始しました。
当時、ウェストウッディ・カズミ・ボーリン等、複数の難攻種での産卵報告を受けています。
クワガタ全般で、エノキの肉質を好むようです。天然国産オオクワで唯一自身が、材割成虫を多数採取した材も、エノキカワラ材でした。
しかし、当時の原木は人の胴まわり程に太い物が多く、表面は茸が吹いていても半数の材は中が硬すぎて使うことができませんでした。
その幹を斧で割り、菌床袋に入れて植菌し、1か月後には菌が回って柔材になり、大変好評な商品になりました。
当時の経験を活かし、今回はなるべく細材を選別し、生木から植菌しました。
今回のロットはすべて2020年8月16日に発菌・成熟が完了した物なのでまだ硬いです。
使用時には産卵させる生体のペアリング時期に合わせて柔軟にしてください。
- 早く使用したい場合
袋の上部をハサミなどで開けておき、より多くの酸素を取り入れて、シイタケ栽培キットの要領で茸を生やします。
表面が乾燥したら、水を霧吹きしてください。 - 1~3ヶ月後に使用したい場合
20~30℃のブリードルームに、そのままフィルターを上に向けて置いておきます。
硬さをチェックしたい場合、千枚通しなどを刺して確認してください。 - すぐに使用しない場合
軟化させて後、2~3℃で冷蔵保存してください。
それにより半年以上は現状維持します。
※生木からの植菌は初の試みになるため、柔材になる期間、条件は現在テスト中です。データが取れ次第公開します。
※エノキ選別、原木伐採、下山、搬送に大変な労力がいり、特殊な商品になりますので、完売後の再販に数か月は掛かると思います。
なるべく早めにご購入ください。