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飼育のQ&A(初級~中級ブリーダー様向き)

飼育のQ&A   (初級~中級ブリーダー様向き)

Q:菌糸ブロックに加水しても大丈夫ですか?

A:ギラファケイスケ+G-ZEROで検証した結果、水分の追加は1ブロックあたり200cc前後までなら大丈夫です。
(この種はG-ZERO菌床ブロックをビンに詰める際、水分を200ccほど追加すると幼虫体重の伸びが良く、全体的な羽化体長もこちらが上のようです。)

Q:スマトラヒラタですが幼虫のボトル交換の際に自分の尻を噛んで体液が出ています・・

A:たまに起こる事故ですね…。その程度にもよりますが、7割は修復して無事に羽化します。3令は修復能力が高いのだと思います。黒点病も3令なら無事に羽化する事が多いです。
ボトル交換のときに体重を測ると思いますが、事前にボトルをモグラ君で穴あけし、体重計の上で幼虫が伸びたときに素早く取り出し、頭からボトルに挿入してください。これで事故はかなり防げます。
時間があれば、割り箸などを幼虫に噛ませた状態で、頭からボトルに入れ、離すのを待つという手もあります。
幼虫が凶暴なコーカサス、パラワンなどは特にお気を付けください。
(同じお客様からのご報告ですが、F-ZERO菌糸でパラワンヒラタ♀の56mmが羽化したとの事です!デカいですね!素晴らしい。)

Q:菌糸ブロックを購入して800~3200のボトルに詰め込み予定です。各ボトルの重量を教えて下さい。

A:販売中の既製ボトルで平均重量を計測してみました。いずれもボトル・フタ重量込みの数値となります。
元のオガの水分量、詰め込みからの乾燥などで多少前後しますが、プレス詰めの参考にしてみてください。

F-ZERO/F-ZEROブナ50%
800(610g)
1500(990g)
2300(1480g)
3200(2030g)
G-ZERO
800(620g)
1500(1000g)
2300(1520g)
3200(2150g)
ZERO-ONE
800(560g)
1500(880g)
2300(1380g)
3200(1930g)
K-ZERO
800(670g)
1500(1060g)
2300(1610g)
3200(2280g)
Q:国産オオクワガタ(F-3)とパラワンヒラタ(F-2)を産卵させていますが幼虫が10頭前後と少ないです。20~30頭の幼虫を得る事は可能でしょうか?

A:あまり累代も進んでいないので可能と思います。経験上、オオクワガタは同腹でF-12位まで正常に累代飼育は可能です。
産卵数の少ない原因の1つですが羽化した個体のエサの管理です。羽化後、2~3ヶ月でとりあえずゼリーを与える方がいますが、早過ぎです。
こちらではミニケースか800ボトルで羽化した♀を管理していますが濡れティッシュを入れています。しばらくは濡れティッシュを舐めています。4ヶ月前後で濡れティッシュをボロボロにしはじめますが、これが後食のスイッチで、ここからまず植物性タンパクゼリーを与えてください。さらに1ヶ月経過後にブリード出来る状態になります。あまり早くゼリーを与えると産卵数が落ちますし、ブヨが出やすいです。
まだ初心者ですが小型のパラワンヒラタを大量に作ってもらっている方がいますが、これを実践して産卵数の向上、健康な幼虫が採れています。意外と重要なポイントです!

Q:天然のダイオウヒラタ♀を持ち腹で産卵セットしていますが、産んでいない様です。未交尾? 再交配した方が良いでしょうか?

A:天然のオオヒラタで3割程度あると思います。
経験上、スレの無い綺麗な♀の場合、”交尾は完了しているが成熟不足の為、産卵行動を起こさない”と思います。
産卵セットのスパンを長く(2.5~2ヶ月)とるか、2回目のセットを組んで下さい。2回目のセットでスイッチが入り産卵する事も多いです。
ブリード♀ではあまり経験が無いですがヒラタ♀は未成熟でも交配を受け入れて取り込む事が可能のようです。パラワンヒラタ、スマトラヒラタでも経験しています。
又は、成熟した♂がいれば交配させてスイッチを入れ易くするのもいいと思います。